バイクのメンテナンスの基本は外観チェックから
バイクは車と違ってボンネットを開けてみたり下から覗いてみないと見えてこないという箇所が少ないです。
そのため、本当に何らかのトラブルがあるパーツを抱えているのなら外観をしっかりとチェックするだけでも問題の箇所を見つけられることが多々あります。
しかし、外観の変化に気がつくためには健常な状態にあるバイクをしっかりと目に焼き付けておく必要があるため無関心では問題があったとしても見抜けない可能性が出てしまうのです。
つまり、常に愛車をチェックして異常があったときに気がつけるような観察眼と愛車への関心を持ち続けることがメンテナンスをするためには必要な技術であり情報となってきます。
まずはここからスタートしましょう。
初心者の基本メンテその1:タイヤ
バイクは使い続けた愛車なら次々と部品の交換やメンテナンスが必要になってきますが、その中でも短い間隔で対応しないといけないのがタイヤとオイルです。
タイヤはまず溝の残りがどうなっているのか、デプスゲージを使って確認するところからスタートしてください。
スリップサインが出ていたらアウトです。
また、東北や北海道などの冬に道が凍結するところや雪が積もる場所では時期が来たら冬タイヤに変更するとかチェーンを巻くといった対応が必要になります。
あとはタイヤの適正空気圧もバイクによって異なってくる部分ではありますので、正確な数値を把握することも重要になります。
初心者の基本メンテその2:オイルと冷却水
オイルについても一緒で、推奨されているエンジンオイルのグレードが何であるのかを調べた上で交換しましょう。
オイル交換をするにはドレンボトルに使えるレンチや交換用ワッシャーやオイル処理用のボックスなども用意してから作業をする必要があります。
エンジンオイルは走行距離が3,000〜5,000kmになるか半年に1回は交換してください。
冷却水も同じように扱われますが、こちらはラジエーターのリザーバータンクを確認して冷却水の消耗度合いを確認してから対応しましょう。
目安は5年に1回です。
ブレーキパッドもよく確認しよう!
ブレーキパッドも消耗を放置すると事故に繋がるため、ブレーキキャリパーをのぞき込んで厚みがどうなっているのかをチェックしてください。
2mm以下ならアウトです。
また、ブレーキパッドは消耗が激しくなるとブレーキの操作に違和感を覚えるようになりますので、操作感から消耗していることに気がつくことも多々あります。
このときはエアを噛んでいる可能性が高いので、ブレーキパッドの交換以外にフルードの交換といった対応が必要になってくるでしょう。
ブレーキフルードも経年劣化が発生する箇所ですので、こちらもブレーキパッド同様に交換対応することが求められています。
もし、バイクが壊れ、動かなくなってしまったとしたら買い替えを検討してもいいでしょう。
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