ドイツ発BMW S1000RR
サーキット志向のマシンの開発は、日本メーカーだけでなく海外メーカーでも行われています。
サーキット向けのマシンを開発する海外メーカーのひとつがドイツのBMWで、「S1000RR」はリッタースーパースポーツとしてこれまで進化を続けてきました。
ボックス形状のウィングレットにより、ダウンフォース効果を付与。
スクリーンもバブルタイプとすることで、極端な姿勢でなくても風の抵抗を受けにくくなるような仕様となっています。
ハイパワーで質の高いエンジンが搭載されており、サーキットでも安定した走行が期待できます。
グリップヒーターと、速度を一定に保ってくれるクルーズコントロール機能が標準仕様として提供されています。
シフトアップタイミングライトなど、運転をサポートする機能が追加されているのはありがたい仕様なのではないでしょうか。
シート高はシリーズの中でも高い部類に入りますが、ローシートのオプションもあるので多少の調整が利きます。
独自のレースも開催されるホンダ グロム
「グロム」は2013年に初代モデルが発売されたモデルで、デザインと走行性能が両立されているのが特徴的です。
シート高は760mmなので、足つきの面から乗る人が制限されにくいのではないでしょうか。
ハンドルが低めの位置設定なので、比較的前傾姿勢で運転することになるでしょう。
グロムは、そのスポーツ性能の高さからレース向けとも言えます。
一定条件を満たしたグロムでレースを行うバイクレースも開催されるほどです。
メーターはフルデジタルで、燃料計・時計などの機能だけでなく、タコメーターなども備えています。
グローブを付けたままでも操作しやすいように、操作はボタン式となっています。
モデルチェンジによりLEDヘッドライドが搭載されるようになり、視認性にも配慮されています。
また、125ccクラスなので原付二種免許で運転可能です。
街乗りやツーリングはもちろん、初めてのスポーツバイクとしても挑戦しやすい車種でしょう。
スーパースポーツ市場を率いるヤマハ YZF-R1
「YZF-R1」は、ヤマハが誇るスーパースポーツモデルです。
1998年にデビューし、その走行性能高さから世界中のライダーを魅了してきました。
もともとは海外市場向けのモデルとして発売されていましたが、日本にも逆輸入という形で販売されるようになりました。
環境に配慮しながらパフォーマンスを維持できるように開発されたエンジンや、風も味方につけるようなデザインが特徴的です。
独自の電子制御サスペンションが搭載されており、走行状態に応じてライターの運転をサポートしてくれます。
ほかにも、フレームやタイヤの素材、独自のブレーキ制御などスポーツライディング性能向上のための様々な工夫が施されています。