スポーツタイプとはどんなバイク？
スポーツタイプというのは、バイクの分類のひとつです。
移動手段として利用するのではなく、バイクに乗って走ること自体に重きを置かれたバイクを指します。
車体がカウルで覆われ、セパレートハンドル・前傾姿勢などが特徴です。
移動手段のバイクの走行性能も十分に確保されていますが、通常モデルよりもハイパワーであることなども特徴に挙げられます。
スポーツタイプのバイクは250cc～1000cc程度が主流となっており、排気量によって特徴が異なります。
値段や性能もまちまちなので、自分のニーズに合わせて選びやすいのではないでしょうか。
250cccは、その手軽さが魅力的です。
パワフルなエンジンを搭載しつつも、のんびり走ることもできる点が特徴的です。
車検も原則不要で、手の届きやすい値段である場合が多いので、初めてのスポーツバイクにもってこいのクラスのひとつです。
400ccは大型バイクより手軽な一方で、250ccよりは力強いエンジンを持つのが特徴的です。
大きい車体の扱いに不安がある方などでも乗りやすいのではないでしょうか。
なお、普通自動二輪免許で乗れる最大排気量となっています。
さらにその上のパワーを持つエンジンであれば、600cc～800ccとなってきます。
このクラス以上のバイクをスーパースポーツと呼ぶ場合もあります。
レーシング向けから公道向けまで幅広く取り扱われているので、お気に入りのマシンを見つけやすいでしょう。
1000ccともなると、世界選手権に参戦するマシンをベースとして作られることもあり、各メーカーの技術が結集したマシンである場合が多いです。
スポーツタイプの魅力
走行中の爽快感・達成感はたまらないものがあるでしょう。
コーナーごとに立ち上がりで加速していく感覚は爽快そのもので、その感覚をもとめて出かけるライダーもいるほどです。
各種設備が充実しているモデルが多く、高めの速度域でも安定的な操作が期待できるもの魅力的です。
以前は動きが激しすぎるため、街中で乗るのは少しはばかられるものがありました。
しかし、250ccモデルなどであれば、走行目的だけでなく移動目的でも十分に活躍が期待できるくらいに乗りやすくなっています。
デザインや装備もまた魅力のひとつで、スポーツ性能を追い求めたことで攻撃的なデザインとなっているマシンが多くなっています。
全体がパーツに覆われているモデルであれば、形も自然と特徴的になります。
攻撃的で前傾姿勢のデザインに魅了される人も多いのではないでしょうか。
エンジンはパワフルモデルですが、余分なものは省かれる傾向にあります。
したがって比較的軽量で、取り回しもしやすくなっています。
装備も選手権で使われているグレードが採用されている場合もあり、メカニカルでの魅力も高いでしょう。